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行政の取り組み

国、埼玉県、さいたま市の見沼田圃の保全・活用・創造の取り組みの紹介。

さいたま市見沼田圃基本計画
さいたま市見沼田圃基本計画アクションプラン

さいたま市では、首都圏に残された平地的大規模緑地空間である
見沼田圃について、各部門の諸施策を体系的に取りまとめた地域総合計画として、「さいたま市見沼田圃基本計画」を策定しました。

また、基本計画の着実な実施に向け「見沼田圃基本計画アクションプラン」を策定しました。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.city.saitama.jp/001/010/019/010/003/p012765.html

見沼田圃の保全・活用・創造の基本方針

近年における著しい都市化の進展や営農環境の変化などにより、見沼田圃に対する開発圧力が増大してきています。 その一方で、首都近郊に残された数少ない大規模緑地空間として見沼田圃を保全していこうという動きが活発になってきました。

こうした状況を踏まえ、埼玉県は、県・関係3市(旧浦和市・旧大宮市・川口市)・議会の代表・農業団体の代表・学識経験者・地権者等の意見を聴き、 将来における見沼田圃の土地利用について総合的な検討を行い、平成7年4月に、それまでの土地利用の基準であった『見沼三原則』 (昭和40年:見沼田圃農地転用方針)に代わる新たな土地利用の基準として『見沼田圃の保全・活用・創造の基本方針』を策定しました。

平成15年4月から、さいたま市では川口市とともに埼玉県と「見沼田圃の保全・活用・創造の基本方針に係る事務の協定」を結び、土地利用の申出に関する事務の一部を取り扱っています。 『見沼田圃の保全・活用・創造の基本方針』及び土地利用申出の手続きついては、埼玉県のホームページをご覧ください。

国における位置づけ

グランドデザイン

平成13年、国土交通省は、首都圏における自然環境の保全・再生・創出に向け、『首都圏の都市環境インフラのグランドデザイン』を策定しました。
そして首都圏の保全すべき自然環境として、25のゾーンが抽出されました。

さらにその中から具体的な取り組み等を検討する地域(先行検討地域)が6地域選定され、そのひとつに見沼田圃・安行ゾーンが選ばれました。(平成15年度にはさらに4箇所追加されました)
その選考基準としては、

  • 具体的な施策実施の緊急性の高い地域であること
  • 国、地方自治体として重要視している地域であること

などが挙げられます。

見沼田圃・安行ゾーンはここで、「都市化された周辺部の中に水田や畑地等が多く残る地域であり、市街地に極めて近いため、開発圧力が高く、農地の機能を多面的にとらえて保全を進めていくことが求められている地域」と位置づけられています。

埼玉県における位置づけ

埼玉県におけるネットワーク

『彩の国豊かな自然環境づくり計画』(埼玉県、平成11年)では「自然ネットワーク」を形成することを自然環境の保全・再生の課題としています。 「自然ネットワーク」とは、自然環境にまとまりやつながりを持たせることで、その機能や効果をより一層高めることを目的として、ネットワークを形成していくものです。

見沼たんぼは、河川や用排水路と広大に広がる農地や周辺の雑木林などを構成要素として、水循環を生かした自然ネットワークを図ることを基本方針とする「低地生態圏」に属し、その中では、「大都市近郊に唯一存在する大規模な自然として貴重なゾーン」に位置づけられています。

さいたま市における位置づけ

さいたま市将来像

『さいたま希望(ゆめ)のまちプラン(総合振興計画)』の基本計画で、さいたま市の将来都市像の一つが、「見沼の緑と荒川の水に象徴される環境共生都市」とされています。

『さいたま市緑の基本計画:改訂版』(さいたま市、平成19年3月)において、見沼田圃、荒川、元荒川が市の緑の大きな骨格を形成し、首都圏の広域的な環境保全の役割を担う緑のシンボル軸に位置づけられています。

さいたま市の取り組み

見沼新時代へ(提言書)

この提言書は、見沼田圃の将来像及びセントラルパーク基本構想について、2か年に及ぶ見沼グリーンプロジェクト研究会の検討内容をとりまとめたものです。さいたま市のホームページからダウンロードできます。

見沼たんぼ将来像
(1)基本理念

「見沼新時代」の認識に立ち、見沼田圃の自然・歴史・文化を市民のかけがえのない環境資産として後世に伝える。

※「見沼新時代」とは、自然の時代、溜池の時代、田圃の時代に続く、人と自然の共生・都市と自然との共存を意味する新たな段階です。 これまでの農業生産が主体であった時代から、次の時代へ。見沼田圃は、農業生産の場を維持しつつ市民共有の環境資産として認識する時代、 すなわち「見沼新時代」を迎えました。見沼田圃には、長い歴史に育くまれた独自の自然、歴史、文化があります。これらを市民のかけがえのない環境資産として大切に守り育て、 後世へと伝えていく必要があります。

(2)基本方針
  • 見沼田圃の歴史、文化を未来に伝え生かす
  • 様々な緑地形態で一体的な保全・活用・創造を進める
  • 広域的な水と緑のネットワークを形成する
(3)将来像 ~水と緑のネットワーク~

基本理念、基本方針をうけ、今後の見沼田圃の保全・活用・創造の方向性を示す将来像を水と緑の拠点形成、水と緑の連続性の確保により形成される「水と緑のネットワーク」とする。既存の拠点や新たに形成される拠点を緑道、河川・用水、斜面林などで結び、見沼田圃全域さらには市・県・首都圏レベルへと広がる広域的な水と緑のネットワークの展開を図る。

●水と緑の拠点形成
水と緑の拠点形成を進めていく場として、公園・緑地や一団となった土地利用の状況などから「既存の公園・緑地によりすでに拠点が形成されているエリア」、「今後の拠点計画を充実し良好な緑地として保全・活用を進めるエリア」、「新たに拠点を創出するエリア」の3つに分類される7つのエリアを設定し、それぞれのエリアにおいて核となる拠点の形成を進める。

●水と緑の連続性の確保
見沼田圃の緑地は部分的な分断がみられるものの、緑道や斜面林、河川や代用水、台地端の湧水・湿地や公有地など、線あるいは点的要素による緩やかなつながりをもって分布している。こうした緩やかな連続性を生み出す要素を高めることで、生物多様性の増大を図り、水と緑のネットワークの強化を進める。また、見沼田圃の骨格となる特徴的な2つの軸として、拠点となる公園や緑地のある「西縁・芝川軸」と、斜面林や水田等の自然環境が残る「東縁・加田屋川軸」を設定し、それぞれの特性を生かした水と緑のネットワーク形成を図る。

見沼たんぼのこれからを考えるワークショップを開催しました

市民の方々等に参加いただき、平成21年10月、11月、平成22年1月に 計3回ワークショップを開催しました。
詳しくは、以下をご覧ください。

自然環境調査を実施しました

見沼田圃の動植物の生息・生育環境等を把握するため、平成21年に自然環境調査を実施しました。
詳しくは、以下をご覧ください。

見沼田圃の案内板の設置

目的

市民をはじめ多くの方々に見沼田圃に訪れていただくため、見沼田圃内及び周辺の見所を紹介する案内板を作成し、平成20年度に3箇所、平成21年度に4箇所設置しました。

平成20年度における案内板の設置

案内板3
市民の森正門前
見沼田圃の案内板設置箇所
  1. 東武鉄道 大宮公園駅前
  2. JR土呂駅前
  3. 市民の森正門前

平成21年度における案内板の設置

案内板3
大崎公園前
見沼田圃の案内板設置箇所
  1. 氷川女体神社前
  2. さぎ山記念公園前
  3. 大崎公園前
  4. 鎌倉公園内

案内標識の設置

目的

平成19年度から、「見沼田圃の散歩みち」マップのコース上、分岐等で分かりづらい箇所に案内標識を設置しました。
 散歩の際には目印としてご活用ください。
(平成22年3月末現在、35基の案内標識が設置されております。)

案内標識