見沼たんぼコラム

見沼たんぼ・さいたま市&市民ネットワーク 役員再任にあたって(2009年6月)

会長 猪瀬良一

副会長 藤原悌子(見沼たんぼ保全等企画事業部会長)

副会長 岩井正三(ホームページ運用部会長)

会長 猪瀬良一 役員再選のあいさつ

アジア・モンスーンに吹かれながら

猪瀬会長
会長 猪瀬良一

初めて訪れた、見沼の「野田の鷺山」には、鷺を観察するための展望台が立っていた。
鷺のコロニーは既に解体して、ただ広がった空に鷹が舞っていた、35年前の話である。

それから見沼田んぼとの付き合いが始まった。
田んぼは水を浄化し、気候を安定させ、酸素を供給し、地下水を潤し、連作障害を回避し、季節感を演出し、森林と同様に自然のダムになって私たちを水害から守ることを、見沼田んぼとの付き合いの中で学んだ。

アジア・モンスーンの民は、田んぼとの関わりを肉体の中で記憶し、田んぼとの関わりの中で精神性を得とくし、それを信仰の対象とまでしてきた。
見沼田んぼの龍神伝説も、その一つである。

私たちの団体は見沼への回帰と再生への道のりを福祉農園の実践を通じて始めており、市民の方々へ、見沼への回帰と再生の道への参加を呼びかけています。
このように見沼田んぼには様々な魅力があり、活動ができる場があります。
見沼たんぼ・さいたま市&市民ネットワークは、見沼たんぼのホームページを通じて魅力的な情報発信、市民参加の機会を提供していきます。

副会長 藤原悌子(見沼たんぼ保全等企画事業部会長) 役員再選のあいさつ

「見沼たんぼさいたま市&市民ネットワーク」の役割

藤原副会長
副会長 藤原悌子

「見沼たんぼ」にはさまざまな価値があります。
特に隣接する都市部にとってその価値は計り知れません。
しかしこの財産、 多様な価値が輻輳し、その保全策を見出すのは容易ではありません。
といって将来に伝えるべき財産であることに変わりなく、そこでまず、 見沼たんぼで活動する市民団体が一つになって広く見沼たんぼ保全への理解と協力を求めていこう、と「見沼たんぼさいたま市&市民ネットワーク」 が誕生しました。

準備段階から3年。ネットワークとしての取り組みが軌道に乗ってきました。このネットワーク活動は、見沼田んぼの価値を広めたいという各団体の熱い想いに支えられ、育まれています。

副会長 岩井正三(ホームページ運用部会長) 役員再選のあいさつ

見沼たんぼネットワーク居場所づくりの夢

岩井副会長
副会長 岩井正三

このネットワークでは、田んぼ、緑地、河川など異なったフィールドで、環境保全、レクレーションや学習・啓蒙活動など多 様な目標を持った団体が集まっていることを改めて認識しました。
しかし、一方で見沼たんぼへの関心の角度も少しずつ違っているなとの率直な印象です。

このホームページはこんな団体が1つに集まった仮想的な共通のプラットフォームであり、写真コンクールなど企画事業は意思疎通を図る共通の活動であると思います。これがきっかけで、いろいろなコンセンサスが芽生えてくることが期待され、努力しなければならないと思います。

夢を語るならば、ホームページが仮想的なプラットフォームなら、現実的なプラットフォームの「見沼たんぼ市民ネットワーククラブハウス」の実現です。
農家や市民活動団体が作業着姿で集まって語り合い、生産物を持ち寄ったり、事業成果や啓もう資料を展示したり、そんな雰囲気の「居場所」です。
きっと、この場所から次の新しい発想が出てくると思います。
一度自由にデッサンして見るのもコンセンサス作りに役立つかもしれません。