見沼たんぼコラム

見沼たんぼ・さいたま市&市民ネットワーク 役員就任にあたって(2008年1月)

会長 猪瀬良一

副会長 藤原悌子(見沼たんぼ保全等企画事業部会長)

副会長 岩井正三(ホームページ運用部会長)

会長 猪瀬良一 役員就任のあいさつ

アジア・モンスーンに吹かれながら

猪瀬会長
会長 猪瀬良一

初めて訪れた、見沼の「野田の鷺山」には、鷺を観察するための展望台が立っていた。
鷺のコロニーは既に解体して、ただ広がった空に鷹が舞っていた、35年前の話である。

それから見沼田んぼとの付き合いが始まった。
田んぼは水を浄化し、気候を安定させ、酸素を供給し、地下水を潤し、連作障害を回避し、季節感を演出し、森林と同様に自然のダムになって私たちを水害から守ることを、見沼田んぼとの付き合いの中で学んだ。

アジア・モンスーンの民は、田んぼとの関わりを肉体の中で記憶し、田んぼとの関わりの中で精神性を得とくし、それを信仰の対象とまでしてきた。
見沼田んぼの龍神伝説も、その一つである。

私たちの団体は見沼への回帰と再生への道のりを福祉農園の実践を通じて始めており、市民の方々へ、見沼への回帰と再生の道への参加を呼びかけています。
このように見沼田んぼには様々な魅力があり、活動ができる場があります。
見沼たんぼ・さいたま市&市民ネットワークは、見沼たんぼのホームページを通じて魅力的な情報発信、市民参加の機会を提供していきます。

副会長 藤原悌子(見沼たんぼ保全等企画事業部会長) 役員就任のあいさつ

見沼への想い

藤原副会長
副会長 藤原悌子

荒川流域にのみ鎮座する氷川神社の本社、大宮氷川社の創建は紀元前473年。
この氷川本社は、そのころ見沼の辺を開発した人々が見沼に鎮まる水神を地域氏神として氷川の森に迎え、もてなしたことに始まると(神をマツ→マツリの始まり)、考えられます。

その後、荒川流域の開発に伴い、大宮氷川社は荒川流域各地に勧請され、埼玉を代表するその地の地域氏神として引き継がれていきました。
なかでも川越氷川社の「川越祭」は今も盛大に行われています。

最近言われるようになった「見沼の龍神」ですが、龍神は中国からのもの。
見沼の水神はそれよりずっと古く、まさに「大蛇(オロチ)」。
私は、地中深く、または利根川の水源・大水上山に隠れておられる大蛇を想いながら、見沼田んぼに関わっていきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。

副会長 岩井正三(ホームページ運用部会長) 役員就任のあいさつ

見沼たんぼネットワーク居場所づくりの夢

岩井副会長
副会長 岩井正三

私の所属する団体では、見沼田んぼの大宮市民の森地区で菜の花を中心とした子どもの農業体験教室を運営するとともに、パソコン等ITに関する地域支援も行っています。
この両面からの協力ができます。
首都圏に残された見沼田んぼは貴重な緑の資源であることを、田んぼに接する地域以外の都市部の子どもたちにも農業体験などを通して活きた教材として活用してもらい、家族も訪れる機会が増えて理解が広がることを願っています。

この見沼たんぼ市民ネットのホームページは、緑の環境に相応しく見て楽しく、親しみがあり、アクセスして再発見ができる情報の宝庫として、市内はもとより、国内外に広がるものになればと思っています。