見沼たんぼコラム

見沼たんぼでの農作業を体験して

銭 俊さん
銭 俊(せん しゅん)さん
埼玉大学教養学部3年

見沼たんぼでのインターンシップ

私が参加したインターンシップはさいたま市見沼田圃政策推進室が実施しており、見沼・さぎ山交流ひろばの会員団体の活動に参加して[見沼たんぼ見どころガイド」の記事を作成するというものです。私は埼玉大学教養学部に所属する中国からの留学生で、大学の夏期休暇を利用して面白いインターンシップに参加したいと思っていました。私の出身地は中国の都市部にあるため、日本の農業を知る良い経験になると思い、この見沼たんぼのインターンシップに参加することにしました。

NPO法人見沼ファーム21での体験

私は「NPO法人見沼ファーム21」さんの活動に参加させていただきました。水田保全を目的とした米作り体験やわら細工の作成など、見沼たんぼに関わる様々な活動を行っている団体です。私は生き物調査や稲刈り、収穫祭を体験しました。

生き物調査では、虫取り網と虫かごを持って田んぼに生息するカエルや虫などを採集して生態調査をします。子どもたちは元気いっぱいにはしゃぎ回りながら虫を次々と採っていきました。私は子どもたちの元気さに驚きました。田んぼにはいろいろな生き物が住んでおり、私は「田んぼそのものが生きている」ような気がしました。
 9月下旬に行った稲刈りは体力を使う大変な作業でしたが、収穫作業が終わった後は達成感で満ちあふれました。これはなかなか経験できないものだと思います。
 10月には収穫祭が行われ、和太鼓やひょっとこ踊りの実演のほか、新米で作られたおにぎりとけんちん汁をいただきました。自分たちで育てたお米は素晴らしい香りで充実した気持ちになりました。

 

 

見沼たんぼを通して学んだこと

見沼たんぼには多様な生き物が生息しており、公園のような整備された緑地環境とは全く異なります。中国では子どもたちを中心とした自然と触れあうイベントがあまり実施されておらず、農業の大切さを知るいいきっかけになると思いました。また、自分たちで育てたお米を収穫して食べることによって、「食の大切さ」にも気づかされました。
農業は泥にまみれながら行う重労働というイメージがありましたが、今回の体験は、収穫の達成感を得たりその国の文化を学び取れる素晴らしいものでした。今回のインターンシップで学んだことを今後も活かしていきたいです。